写真の基礎知識

少ないアイテムで初心者でも簡単♪カメラのお手入れ方法と手順・保管方法までを解説

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こんにちは、はるです。

みなさんはカメラを使った後どうしていますか?

お手入れした方がいいんだろうなーと思ってはいるけれど、ついついそのまま片付けてしまうこともあるんです。ダメですよね…。

カメラのお手入れをせずに片付けてしまうことは、カメラの寿命を縮める結果にもつながってしまいます。面倒かもしれませんが、お手入れをしてから片付ける習慣をつけることが望ましいですね。

カメラをきちんとお手入れをしておくと、次回も気持ちよく使う事ができますよ

この記事では、初心者でも簡単にできるカメラのお手入れ方法を解説しています。
少しの手間でカメラの清潔を保ち、気持ちよく写真を撮りましょう!

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カメラのお手入れはなぜ必要か

メンテナンス

カメラを使用すると、様々な汚れがボディやレンズに付着します。

カメラに付く汚れの種類
  • ホコリ
  • 砂ぼこり
  • 皮脂
  • ファンデーション

こんなにたくさんの種類の汚れが付くんですね!汚い…

カメラは素手で操作する物ですから、特に汚れが付きやすいんですよ。

これらの汚れを放置しておくと

  • カビの原因になる
  • ボディやレンズが変色してしまう原因になる
  • ボディやレンズの劣化速度が速くなる
  • ダイヤル部分などの動きが悪くなる原因になる

など様々な悪影響が出てきます。

また、ボディに付いた汚れがそのままになっていると手触りがベタベタして気持ち悪いです。

カメラを長持ちさせるため、また快適にカメラを使っていくためにもお手入れは必要なのです。

カメラをお手入れする際に必要な道具

お手入れグッズ

カメラのお手入れをする際に必要となる道具はそんなに多くありません。

他にも色々と道具はありますが、とりあえずはこの3点があればじゅうぶんです。

必要なものが過不足なくセットになっている商品もありますので、ひとつ持っておくと便利ですよ。

それぞれのアイテムの役割や使い方・選び方のポイントについて、詳しく解説していきますね。

ブロアー

ブロアー

ブロアーは風でホコリやチリを吹き飛ばすためのアイテムです。

丸く膨らんでいる部分を強く握ると、ノズルの先端から空気が噴出される仕組みになっています。

握る強さによって風の強さが変わるので、汚れの度合いや掃除する場所に合わせて調整しながら使いましょう。

色や大きさなど様々な種類のブロアーが売られています。

ブロアー選びのポイント
  • 手に合った大きさのもの(大きめがおすすめです)
  • 先端にブラシが付いていないもの
  • 好きな色のもの

手に合った大きさのものを購入する事がおすすめですが、ある程度の大きさがある物を選ぶようにしてください。

大きめのブロアーの方が風量が大きいので、より効率よくホコリを飛ばすことができるんですよ。

ブロアーはカメラだけでなく、時計やPCのキーボードを掃除する際にも使えます。また、窓や障子の桟に入り込んだホコリを取り除く時にも便利に使うことができますよ。

クリーニングクロス

クリーニングクロス

クリーニングクロスはカメラのボディやレンズに傷を付けることなく拭き掃除ができる柔らかい布で、ボディやレンズに付着した皮脂汚れなどを落とす役割があります。

素材は化学繊維でできているものや、天然のセーム革でできているものがあります。
カメラ用として昔から使われているのはセーム革ですが、化学繊維のものでもじゅうぶんです。
予算やお好みに合わせて選んでください。

クリーニングクロスは他の用途と兼用せず、カメラ専用にしましょう。

私が使っているのはこれです↓↓

レンズクリーニングペーパー

カメラお手入れ

レンズ、背面モニタ・ファインダーなどカメラの「ガラスっぽいものでできてる部分」に使い、皮脂汚れや油膜などを取り除いてくれるアイテムです。

乾いているタイプとウエットタイプのものが売られています。乾いているタイプは別売りの液体レンズクリーナーをしみこませて使いますが、液ムラなどができやすいので上級者向けです。
初心者はあらかじめクリーナー液がしみ込んでいるウエットタイプを使う事をおすすめします。

メガネやスマホの画面に使う事もできるので、ひとつ持っておくと便利ですよ。

カメラをお手入れする手順

ステップ

必要な道具を揃えたら、いよいよカメラをお手入れしていきましょう。

  • お手入れの手順を間違えないこと
  • 力を入れすぎないこと

カメラをお手入れする際に最も重要なのは手順を間違えないということです。

お手入れの手順を間違えてしまうと、ボディやレンズに傷が入ってしまう恐れがあるからです。

また、お手入れの際に力を入れすぎてしまってもボディやレンズに傷を付けてしまう恐れがあります。
力加減には注意して、カメラをお手入れしてください。

※お手入れ前にメモリーカード内のデータのバックアップを取る習慣を付けることをおすすめします。

ブロアーでホコリを吹き飛ばす

ブロアーでシュッシュ

まずは、ブロアーでボディとレンズに付いたホコリを吹き飛ばします。

ダイヤルやボタンの溝などはホコリが入り込みやすいので、念入りにシュッシュしてくださいね。

ブロアーの先端がレンズに当たってしまわないように注意しましょう。

クリーニングクロスでボディとレンズを拭きあげる

拭き上げ

ブロアーでホコリを吹き飛ばしたら、クリーニングクロスを使いボディとレンズに付着した皮脂などの汚れを拭き取っていきます。

特にカメラのグリップ部分やレンズ下部など、手で触っている時間が長い場所は汚れも多く付着しています。念入りに拭きあげてください。

女性がファインダーを覗いて撮影をした場合は、ファインダー周りや背面モニタ付近にファンデーションが付着してしまうことも多いです。
クロスにファンデが付いてしまうと他の場所にもファンデを塗り広げてしまう恐れがあるため、背面部分は最後に拭くようにしてください。

海辺でカメラを使用した場合は、濡らして固く絞ったクロスでボディに付いた塩分を拭き取ってください。海水をかぶったり、海の中に落としたりしてしまった場合は速やかにメーカーのサービスセンターへ持ち込みましょう。

ボディからレンズを取り外して内側をブロアーでシュッシュ

カメラとレンズの外側をあらかた綺麗にしたら、ボディからレンズを外してカメラのセンサー側とレンズの後玉(後ろの部分)をブロアーでシュッシュします。

センサーシュッシュ

まずはセンサー部分をシュッシュ。

センサー部分はカメラの中でも特に重要なパーツですので、慎重に作業してください。

センサー部分を掃除する際には、センサー部分にブロアーの先端が当たらないように注意してください。
ブロアーで吹いても取れない汚れが付着してた場合は無理に取ろうとせずメーカーのサービスセンターへ持ち込むか、専門業者へメンテナンスに出しましょう。

センサー部分をシュッシュしたら、ボディキャップを装着しておきましょう。
新しいホコリがセンサー内に侵入するのを防ぎます。

後玉シュッシュ

レンズの後玉(ボディとくっついていた方)もシュッシュします。

外したレンズをどこかに置いておく際には、レンズに傷が付くのを防ぐために必ずレンズキャップを付けてください。

レンズ・背面モニタ・ファインダーなどをレンズクリーンペーパーで拭く

最後に、レンズや背面モニタ・ファインダーなど「ガラスっぽいものでできてる部分」をレンズクリーンペーパーで拭いていきます。

  • 力を入れずに優しく拭く
  • 素早く拭きあげる

レンズが傷付いてしまうことを防ぐため、力は入れずに優しくくるくると円を描くように拭きましょう。

また、クリーニングペーパーには揮発性の高いクリーニング液が浸してあります。クリーニング液が揮発しないうちに素早く拭きあげることがポイントです。

拭き上げ後、薬剤が残っていない事を確認したらレンズやボディにはキャップを取り付けておきましょう。

お手入れ後のカメラはどうやって保管する?

カメラ

せっかくしっかりとお手入れをしても、保管方法を誤るとカメラにカビが生えてしまう原因になります。

お手入れ後のカメラは高温多湿になる場所を避け、できるだけホコリをかぶらない環境で保管してください。

湿度が高い地域にお住まいの方や、カメラ保管にこだわりたい方には防湿庫の使用もおすすめです。

まとめ

レンズ

カメラはしっかりとお手入れして大切に使えば長期に渡って愛用していくことができるアイテムです。

愛用すればするほど手になじんでしっくりくるようになるのがカメラ楽しみのひとつ。

カメラ使用後にはきちんとお手入れをする習慣をつけて、大切なカメラを長く愛用してくださいね。

ご意見やご質問等がございましたらコメント欄にお願いします。

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はるらんまん

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