こんにちは、はるです。
わが子が離乳食を全然食べてくれなくて困っています。
現在5歳になるむすめも、ほんっっっっっとうに離乳食を食べない子でした。
「離乳食 食べない」
「離乳食 食べない なぜ」
というワードで何百回検索したことか…。
ネットで調べた知識も保健師さんからのアドバイスも何の役にも立たなくて、メンタル崩壊してました。
そこでこの記事では、頑なに口を開けようとしなかったむすめの離乳食期について、食べなかった理由・食べてもらうために試したこと・自分のストレスを軽くするために実行していたことなどをご紹介します。
離乳食を食べなくて悩んでいるママが、少しでも元気になりますように。
食べないむすめの離乳食期について
第1子であるむすめ。初めての子育てに奮闘していた私は、市の離乳食教室にもしっかりと参加して、キッチリ生後5か月から離乳食を開始しました。
そのむすめの離乳食歴が以下の通りです。
- 生後5か月…食わねえ
- 生後6か月…食わねえ
- 生後7か月…食わねえ
- 生後8か月…食わねえ
- 生後9か月…パンを食べた!!!!!!
- 生後10か月…パンしか食わねえ
- 生後11か月…パンしか食わねえ
- 生後12か月…パンとバナナヨーグルトしか食わねえ
生後8か月まではとにかく何も食べませんでした(涙)
スプーンを口元に持って行っても口を開けてくれません。
しかも、赤ちゃん用ミルクは飲まない。フォロミ(フォローアップミルク)も飲まないという完全母乳主義ベビー(笑)
こちらもいい加減イライラしてきて無理矢理口にねじ込んだりしたのですが、頑なに口に食べ物を入れようとしないむすめ。
「食べないと死んでしまうのではないか」
「何で食べないの!」
「こんなに頑張ってるのに…」
そんな思いがぐるぐるして、泣き叫びながら用意した離乳食を捨てたこともありました。
あの時は本当に辛かったです。
離乳食を食べないむすめに試したこと
あまりにも離乳食を食べないむすめに困り果てて、毎月開催されていた市の栄養相談で栄養士さんに相談しました。
栄養士さんはいくつかアドバイスをしてくれた後に「食事の習慣をつけるため、一度離乳食を始めたら1日も1食も休んではいけませんよ」と。鬼ですよね。保健師さん。
当時の私は栄養士さんの言うことを守り、1色も休まず食べない離乳食を提供し続けていました。けなげ~。
しかしむすめがあまりにも離乳食を食べてくれないので、その後もネットで検索したり市の栄養士さんに再度相談したりとあらゆる手段で食べない原因を探しました。
そして藁をもつかむ気持ちで、そこで得た知識を色々試してみました。
スプーンを替えてみた
「使ってるスプーンの口当たりが気に入らなくて食べないのかも」
市の栄養士さんからそうアドバイスをもらい、色々なスプーンを試しました。
西松屋にも売ってる↓これとか
シリコン嫌かな?と思ったので↓これも試しました
口当たりにこだわるナチュラル派かな?と思ったので木のスプーンも試しましたよ。
↓↓こんな感じのやつ
結局どれもダメでした。
まあよく考えたらそもそも口を開けてくれないわけですから、スプーンの問題ではありませんよね(汗)
椅子を替えてみた
「床に足が付いてないと食べないことがある」という情報をゲットした私。
それまで離乳食はファルスカのスクロールチェアを使っていました。ダイニングテーブルで使える背の高い、いわゆる「ハイチェア」です。
(離乳食は食べなかったけど、生後すぐから大人になるまで使えるスクロールチェアはめっちゃおすすめです!)
確かにファルスカだと食事のとき両足はぶらぶらしてるな~と思い、豆椅子に座らせてみました。
↓↓こんな感じのやつ。
テーブルも付けられるので、食べさせやすいです。
あとは、お膝の上で食べさせてみたりもしました。
まあ、食べませんでしたよね。
食事の硬さや温度を変えてみた
「食事の硬さや提供温度が子どもの成長に合っていない可能性がある」
と栄養士さんから聞いた私。今まで月齢に沿った硬さの食事を提供していましたが、1段階前に戻ってみました。
食べませんでしたね。
もちろん温度を変えてみても食べませんでしたね。
離乳食の作り方を変えてみた
「今まであまり食べさせてなかったメニューとか、もっとお出汁をきかせてみるとか、味付けを少し変えてみたら食べる子もいる」
と栄養士さんは言いました。
料理は正直めっちゃ苦手なのですが、とりあえず試しましたよ。普段あまり提供していなかったパン粥とか、あと普段は絶対やらない煮干しから出汁とってみたり(だしパック最高)。
食べないよね。うん。知ってた。一瞬でやめました。
お粥の潰し方を変えてみた
わたしがブレンダーでお粥を潰していると知った栄養士さん。
「ブレンダーで潰したお粥は食べない子もいる」ですって!鬼ですか???
それでも私は「むすめが食べてくれるなら」と思い頑張りましたよ。すり鉢とすりこ木で手動でのお粥潰し。
食べないよねーーーーーー。
これも一瞬でやめました。時間と体力のムダ。てか栄養士さん鬼すぎ(八つ当たり)。
離乳食を食べてくれないストレスから身を守るために行ったこと
- どんな工夫をしても食べてくれない
- 栄養士さんからは1食も休むなといわれている
普通に地獄ですよね。食べない離乳食を提供し続けなければいけない地獄。ストレスがハンパなかったです。
そして、むすめが生後7か月くらいのときに私は悟りました。
離乳食、作るのやめようと。
そこで実行したのがレトルト離乳食の買いだめ。
ベビーザらスで10個買うと20%OFFとか、20個買うと25%OFFのセールが定期的に開催されているので、そちらを利用していました。
で、私が使っていたのはこういうやつ↓↓
本当は1袋で1食分なのですが、どうせ食べないんだからと1袋を3回に分けて1日分にしていました(ズボラすぎ)。
お出かけの時には、お弁当タイプを使っていました↓↓こういうやつ。
が、こちらもどうせ食べないのでご飯とおかずのどちらかだけを持って行ったりしていました。
市販の離乳食1袋を3回分に分けて使うことで、下記のストレスから解放されたのです。
- 離乳食を作るストレス
- 自分が作った食事を捨てるストレス
(1袋の3分の1量でも食べなくて捨てていましたし、食べ物を捨てる罪悪感は常に感じていました。)
とにかく毎日毎食お地蔵様にお供えしている気持ちで離乳食を提供し続けました。
突然明らかになった「むすめが離乳食を食べなかった理由」
そして「その日」は突然やってきました。
生後9か月になるころ、むすめが突然ロールパンにかじりついたのです!!!
さすがにロールパンをかぶりつきで食べることはまだできませんでしたが、その日から小さくちぎったパンだけは食べるようになりました。
しばらくはパンしか食べない日が続きそれはそれで心配したのですが、1歳を過ぎるころからはご飯もおかずも食べられるようになったのです。
むすめが離乳食を頑なに食べなかった理由、それは
とにかく無類のパン好き(ただしパン粥、お前はダメだ)
でした…。。。マジで。これだけ。本当にこれだけ。。。
彼女は固形のパンが食べられるようになるまで、体の成長が整うのを待っていたんですね。。。
離乳食の進むペースはその子次第
離乳食を食べてくれないと本当に心配になりますよね。
周りの人は「いつか食べるようになるから大丈夫よ~」なんて軽くいうけれど、ママからしてみれば「いつかっていつよ?」って話です。
「いつかじゃなくて、今食べてほしいの!!」とも思いました。
離乳食を食べない子を持つ親の気持ちは、同じ問題に直面した人でないと分からないと思います。
でも、本当に、「いつか食べる」の「いつか」はやってきます。その「いつか」がいつになるのかは、その子次第。子の個性なのです。
結局むすめは離乳食のステップをほぼすっ飛ばしてパン食べてました(笑)
- ミルクや母乳を飲んでいる
- 体重が順調に増えている
- 小児科で異常のないことが確認できている
- 機嫌よく元気に遊んでいる
上記のような状態であれば、気長に様子を見てもいいのかなと思います。
(医者ではないので断言はできませんが…。)
ママのストレスが爆発しないように、適度に手を抜いて大丈夫だと思いますよ。
まとめ
離乳食を食べてくれないと、わが子の栄養状態や成長が心配になりますよね。それにせっかく作った労力も食材も無駄になってしまいます。
食べない子を持つママのストレスは半端ないと思います(私もそうでした)。
周りからは「いつか食べるから大丈夫」「お腹がすいたらそのうち食べるようになるから大丈夫」という、食べないことに悩んでいる人が聞くと無責任としか思えない言葉を言われる日々。
「いつかじゃなくて今困ってるの!今食べてほしいの!!!」
何度そう思ったか分かりません。
けど今になって思うことは、病気などではないのならその子のペースでちゃんと食べるようになるということ。
あんなに食べなくて悩んでいたむすめですが、今では普通に(好き嫌いはあるけれど)ご飯をもりもり食べてくれるようになりました。
けど、相変わらずパンは大好きです(笑)
- 病気などの異常がない
- ミルクや母乳をしっかりと飲んでいる
- 体重が増えている
- 機嫌よく元気に遊んでいる
上記のような感じだったら、その子自身の食べる準備がまだ整っていない状態かもしれません。
うちのむすめは「固形のパンしか勝たん」パターンでした。
「離乳食食べない問題」は、いつ終わるのか先が全く見えないため本当にキツいです。
たくさん心配するかとは思いますが、その子自身の食べる準備が整うまで「気長に待とうじゃないか」とどーんと構えられると少しは気持ちがラクになるかもしれませんね。
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