こんにちは、はるです。
七五三のメインイベントと言えば、氏神様へお参りへ行く「七五三詣り」ですね。
わが子の晴れ姿をしっかりと写真に残しておくべく、張り切ってカメラを準備しているパパやママも多いのではないでしょうか?
けど実際七五三当日になったら、何をどう撮っていいのか迷ってしまいそうですよね。
この記事では、元フォトグラファーの筆者が七五三詣り当日に「どこで」「どんなふうに」写真を撮ったらいいのかのポイントとコツを解説します。
七五三詣りを撮影する時に意識すること
七五三詣り当日の写真を撮る時に意識したい大きなポイントはふたつあります。
一日の流れをまんべんなく撮っておくと、後から見返した時に思い出がよみがえりやすいのです。
また、周りの景色を一緒に写し込むことによって
- どこで撮影された写真なのか
- 何をしている写真なのか
という事が分かりやすく、写真を見た人が想像で情景を補いやすくなります。
また七五三詣りでは、「ここを押さえておけば間違いない!」という撮影シーンがあります。
一日の流れをまんべんなく撮ることを意識しながらも、次項から解説するシーンでは写真を撮ることを意識してみてください。
衣装を着た直後の写真
意外と知られていないけれど撮っておいた方が良いのが、衣装を着た直後の写真です。
特に着物を着た時は、動いたり車に乗ったりするたびに少しずつ着崩れてきます。
お着替え後が一番衣装を綺麗に着ている状態なので、ぜひ写真に残しておくことをおすすめします。
衣装を着た直後に写真を撮る時のポイント
衣装を着た直後は、着付けが一番きれいな状態です。ここでは色々な角度から写真を撮っておくことをおすすめします。
撮影する場所ですが、自宅で支度をした場合はお部屋の中や玄関前などが良いでしょう。
レンタル衣装店などで着付けをした場合は、他の利用客や通行の妨げにならないような場所を選んで撮影してください。とにかく、車に乗る前に写真を撮っておくことがポイントです。
衣装レンタルに対応している写真館などで、着付け後に写真撮影をしてからお出かけする場合はこの写真は不要です。スッと車に乗って神社へGOしてくださいね。
神社の本殿や鳥居を背景にした写真
神社のシンボルといえば何と言っても本殿と鳥居ですよね。
神社らしい写真の中の1枚として、その神社の本殿や鳥居を背景にした写真を残しておくことをおすすめします。
鳥居や本殿を背景にした写真を撮る時のポイント
神社の本殿や鳥居を背景にした写真は、一緒に写る建物の全景が入るように撮ることがポイントです。
でも大きな建造物の前で写真を撮ると、だいたい全部写りませんよね?
- 被写体(写真に写る人)に建物から離れてもらう
- 撮影者は膝立ちなどをして、こどもの目線くらいまでカメラの高さを下げる
離れる距離は、建物の大きさによって異なります。高さが低くて小さな建物なら少しの距離で済みますし、高さもあり幅も広いような建物の場合はたくさんの距離が必要になります。
建物が大きすぎて全景を入れることが難しい場合は、写真を見た人が「あ、ここは○○神社だな」と分かるくらいに入っていれば大丈夫です。
お手水でお清めをしている写真
鳥居をくぐったら、お手水で手や口を清めている写真も残しておきたいところです。
お手水でのお清めは神社参拝のマナーでもありますので、お手水舎には必ず立ち寄りましょう。
お手水舎で写真を撮る時のポイント
お手水の写真を撮る時は、ひしゃくで手に水をかけているシーンがイチオシです。
水をかけてあげる人と、写真を撮る人と手分けしてくださいね。
また、水を湛えた「水盤」や、水盤からあふれて零れ落ちてくる水を一緒に写し込むとより臨場感のある写真になります。
本殿で参拝をしている写真
七五三詣りの大きな目的はご祈祷ですが、本殿で手を合わせて参拝している写真も外せません。
ちいさなおててを合わせて一生懸命お祈りしている姿は、悶絶級の可愛さです。
参拝している時の写真を撮るポイント
本殿前でお賽銭を入れ、手を合わせている様子を撮る時は、可能であればお賽銭箱を一緒に写しましょう。「本殿前で参拝している」という様子がより正確に伝わる写真になります。
お賽銭箱は全部写っていなくても構いません。写っているのがほんの一部分だったとしても、お賽銭箱だと分かればOKですよ。
また、画面に他の参拝客がお参りをしている様子が写り込んでいるのも臨場感が出てOKです。
見知らぬ人の顔がハッキリと写っている写真は、SNS等にそのままアップしないように気を付けてください。もしアップする場合は、目線を入れるなどして個人が特定できない状態にしておきましょう。
ご祈祷中の撮影はNG!!!
七五三詣りのメインであるご祈祷ですが、ご祈祷中の写真撮影はNGとしている神社が多いです。
たとえ撮影OKの神社であっても、ご祈祷中は撮影を控え、しっかりとご祈祷に参加しましょう。
本殿を背景にして、千歳飴を持った写真
七五三詣りでは、ご祈祷をすると千歳飴が授与される神社が多いです。
千歳飴が授与されたなら、ぜひ千歳飴を持った写真を残しましょう。
本殿など参拝した神社のメインとなる建物や、鳥居の前・神社名の書かれている札の前などで撮ると記念になりますよ。
神社によっては千歳飴の授与がないところもあります。心配な人は事前に神社へ問い合わせをして、千歳飴の用意があるか確認を入れることをおすすめします。
もしご祈祷に行く神社で千歳飴の授与がなかった場合は、スーパーやネットなどで探して用意しておくのも良いでしょう。
千歳飴を持った写真を撮る時のポイント
千歳飴を持った写真は、神社の本殿前で撮影するのがおすすめです。
神社の建物が背景になっていると、より七五三らしい写真になりますよ。
確実にいい写真を残したいなら、信頼できるカメラマンに依頼しよう
パパやママが写真を撮ることにすると、どうしても家族写真を残すことができません。
他の参拝客に家族写真をお願いして失敗した…という声もチラホラ聞こえてきます。
また、写真を撮りながら子どものケアをしながらの七五三詣りはとても大変です。
少しでもパパやママの負担を減らしつつ良い写真も残したいなら、出張カメラマンを依頼することをおすすめします。
ナチュラルで自然な雰囲気の写真を得意としていたり、フォーマルでかっちりした写真を得意としていたり、業者によって撮ってくれる写真の雰囲気もいろいろです。
写真の好みは人それぞれ。出張カメラマンを依頼するのであれば、好みの雰囲気で写真を撮ってくれる企業を探してみることをおすすめします。
また、企業ではなく個人で営んでいる出張カメラマンも存在します。
直接個人に依頼するので、お参り当日までにカメラマン本人と打ち合わせができることが魅力です。
カメラマン本人と打ち合わせができると、あらかじめカメラマンの人柄が分かるので安心して当日を迎えることができますね。
七五三詣り当日は、素敵な写真を残してくださいね
七五三詣り当日の写真は、周りの風景を一緒に写し込むことで、より臨場感を感じられる仕上がりになります。
今回ご紹介したポイントを意識して、ぜひ七五三当日は思い出に残る素敵な写真を撮影してくださいね。
「うまく撮れたよ!」ってことがあったらコメント欄で教えてもらえると嬉しいです。飛び上がって喜びます♪
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