スマホで子どもの写真を撮ると、結構な確率でブレてしまうんです…。
ブレてしまう原因はいくつかあります。けどどの場合も、少し気を付ければブレるのを防ぐことができるんですよ。
こんにちは、はるです。
スマホで子どもの写真を撮ったら、表情はいいのにブレてしまって台無し…。せっかく写真を撮ったのにブレていたらがっかりしちゃいますよね。
なぜ、スマホで撮る子どもの写真はブレてしまいやすいのでしょうか。
今回は、スマホで撮る子どもの写真がブレてしまう原因と、ブレない写真を撮るコツを解説していきたいと思います。
スマホで撮った子どもの写真がブレてしまう原因と対処法
スマホで撮った写真がブレてしまう原因はひとつではありません。
また、複数の原因が重なり合って更にブレが大きくなってしまっている場合もあります。
なぜ写真がブレてしまうのか、原因とそれぞれの対処法を解説します。
シャッターボタンを押している間に子どもが動いて写真がブレてしまう
子どもの写真がブレてしまう最も大きな原因がこれです。
子どもの動きが速すぎて、スマホのシャッターが追い付かなくてブレてしまうのです。
シャッターボタンを押している間に子どもが動いて写真がブレてしまう事を、被写体ブレと言います。
また、子どもの動きに合わせてスマホを動かしたりしていると更にブレやすくなってしまいます。
シャッターボタンを押している間にスマホを動かしたことによって写真がブレてしまう事を、手ブレと言います。
子どもの動きが速すぎてスマホが追い付けない時の対処法
シャッター速度などの細かい設定をすることができないスマホでは、動きの速い子どもを撮る時は止まった瞬間を狙うしかありません。
何かに夢中になっている子どもの動きを止める事はなかなか難しいですが、一瞬でも止められる可能性のある声掛けをご紹介します。
上に挙げた声掛けは、効果があったとしても多用しているとそのうち聞いてくれなくなります(汗)
ここぞという時に一度だけ使うというくらいの気持ちで使ってみてください。
シャッターボタンを押している間にスマホを動かしたことによって写真がブレてしまう(手ブレ・カメラブレ)
これもよくある写真がブレてしまう原因のひとつですが、2つのパターンに分けることができます。
動く子どもに合わせてスマホを動かしていたことが原因で写真がブレてしまう
子どもが元気よく走り回っているところを捉えようとすると、どうしても子どもを追いかけるようにスマホを動かしがちです。
むしろ子どもを追いかけるようにスマホを動かしていかないと、子どもはすぐにフレームアウトしてしまいますよね…。
しかし子どもを追いかけるようにスマホを動かしながらシャッターボタンを押すと、写真が撮れる瞬間にカメラが動いてしまい、写真がブレてしまいます。
シャッターボタンを押した瞬間にスマホが動いてしまったことが原因で写真がブレてしまう
写真を撮影する時にシャッターボタンを強く押しすぎると、その衝撃でスマホが動いて写真がブレてしまうことがあります。
特に慌ててシャッターボタンを押した時に起こりやすい手ブレです。
シャッターボタンを押している間にスマホを動かしたことによって写真がブレてしまう時の対処法
シャッターボタンを押している間にスマホを動かしたことによる手ブレを防ぐには、一体どうしたらよいのでしょうか。
答えは、とにかくスマホを動かさないようにしっかりと固定して撮影するということです。
- シャッターボタンを押す瞬間は、スマホの動きを止める
- シャッターボタンは優しく押し込むように操作する
子どもを追いかけるようにスマホも動かしている場合、シャッターボタンを押すときだけスマホを動かすのを止めてください。
その時に肝心の子どもが動いていると写真はブレてしまいます。子どもの動きが止まった瞬間にスマホの動きもしっかりと止めて撮影しましょう。
シャッターボタンは優しく押すだけでしっかりと反応してくれます。
シャッターチャンスがくるとついつい興奮して強くシャッターボタンを押してしまいがちになってしまいますが、落ち着いて平常心で操作するようにしてください。
室内など暗い場所で撮っている
夕方の撮影や室内での撮影時には、明るさが足りなくて写真がブレやすくなります。
肉眼で見ているぶんには十分な明るさがあるように見えても、スマホカメラにとっては明るさが足りていない場合があるのです。
詳しいカメラの仕組みの話はここでは置いておいて、明るさが足りない=写真がブレやすいと覚えておいてください。
夜間の場合、部屋の電気がついていてじゅうぶん明るく見える状態でも、スマホカメラにとっては明るさが足りていない…という場合があります。
基本的には、室内=暗い=写真がブレやすいと考えておいて良いでしょう。
夕方以降の屋外も、スマホカメラにとっては明るさが足りない環境だと考えておいて差し支えありません。
室内など暗い場所で撮る場合にブレを防ぐ対処法
明るさが足りていない場所で写真を撮る時は、明るさを足してあげる必要があります。
- 屋内であれば照明を点ける
- フラッシュを使う
スマホカメラにとって十分な明るさが得られれば、写真がブレにくくなります。
室内での撮影であれば、部屋にある全ての照明を点けて明るい空間を作ってください。
屋外での撮影なら、フラッシュ撮影をするとブレを防ぐことができる場合もあります。
ポートレートモードで撮っている
ポートレートモードは、自動で背景をぼかしてくれる機能です。
お部屋の汚さを隠してくれるので、私もよく使っています。
しかしポートレートモードは、シャッターを押してから実際に写真が撮れるまで、ほんの少しの時間差(タイムラグと言います)が生まれます。
このほんの少しの時間差で被写体が動いてしまった場合、写真がブレてしまうのです。
ポートレートモードで撮っている時にブレを防ぐ対処法
本当はポートレートモードを解除して、ノーマルモードで撮影することが一番の対処法です。
どうしてもポートレートモードで撮影する場合は、シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでの間、子どもに動きを止めてもらうようにしてください。
子どもに動きを止めてもらうのは非常に難しい事だと思いますが、これしか方法がないんです…。
ズームして撮っている
スマホカメラは、ズームした状態で写真を撮ると非常にブレやすくなります。
また、前回撮影した時のズーム倍率がスマホに記憶されていて、ズームしていないのにズーム撮影になってしまっていたという事も起こりえます。
なぜズームで撮るとブレるのか、という詳しい話は置いておいて、スマホカメラのズーム=非常にブレやすいと覚えておけばOKです。
ズーム撮影をしている時にブレを防ぐ対処法
ズーム撮影によるブレを防ぐには、ズームを解除する事が一番の対処法です。
ズームをしなくても子どもが大きく写るよう、可能な限り自分が近づいて撮影するようにしてください。
また、ズーム倍率が大きければ大きいほど写真はブレやすくなります。
どうしてもズーム機能を使わなくてはいけない場合、
- ズーム倍率はなるべく低く抑える
- カメラが動いてしまわないようしっかりと固定する(三脚の使用がベスト)
この2点に気を付けて撮影に臨んでください。
ブレない写真を撮るために気をつけるポイントのまとめ
写真がブレてしまう原因が分かると、気を付けるべきポイントも見えてきます。
しかし、原因は必ずしもひとつではありません。複数の原因が重なり合って写真がブレてしまっているケースも実際に多く見られます。
スマホで撮る写真がブレないようにするためのポイントは以下の4点です。
- スマホカメラの設定は全てノーマルにして(ズームも解除)
- 明るい場所で
- 撮る瞬間にスマホが動かないように
- 子どもが止まった一瞬を狙って撮る
とてもシンプルですが、この4点に気を付けるだけでスマホで撮る写真はぐっとブレにくくなります。
スマホ写真がブレやすいという人は、ぜひ一度ためしてみてくださいね。
ただし、この4つを試してみても写真がブレてしまう場合は、撮影したい情景がスマホの限界を超えていることが考えられます。
そんな時には潔くあきらめる、という選択も時には必要となってくるでしょう。
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